キャンプに行かまいか！

6月に高校時代の同級生でプチ同窓会をやった時に、
みんなで山登りに行こう！
って話が持ち上がりました。

33登山部（高校の時に33HRだったので）が発足です。

そして9月8日（土）に第一回の山行に行ってきましたよ。



後半レポです。
前半レポはこちら。

木曽駒ヶ岳山頂で早めの昼食を済ませて下山します。

間違えて反対の木曽側側登山ルートへ向かっちゃった人がいましたが、呼び戻して無事来たルートを下ります。
方向感覚が鈍っているオヤジ軍団ですからねぇ。

下山する頃にはずいぶん雲が上がってきてしまいました。



中年登山隊にとって息の上がる登りも大変ですが、下りがさらに大変です。

膝の具合の良し悪しで先頭集団と後ろの集団と随分差がついちゃいました。
後ろの集団が中岳の巻道分岐についた頃には先頭集団は中岳を3分の1ほど登っていましたよぉ。



なのでとーとを含めて5人だけ巻道を行く事になりました。


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巻き道入り口の看板の「危険」の文字にビビリながら進みます。

最初はなだらかな道です。



そのうちに大きな岩が現れ、ちょっとしたクライミング気分が味わえますよ。



でも小学一年生だったけんぴも平気で歩いたルートです。
雪がある時期じゃなければ初心者でも問題ないでしょう。





全員巻き道を無事通過。

中岳山頂を経由した先頭グループよりも早く合流点に着きました。



中岳を下ってくるほかのメンバーを待ちます。



やっぱ巻き道は楽だったな。

さて、宝剣山荘までやってきましたが時間は余裕が有ります。



希望者を募って宝剣岳に登ってくる事にしました。

前回家族で来た時には登らなかったので、次に来る時には絶対に登ろうと心に決めていた山です。

宝剣岳は登るのに特別な技術を要する山では有りませんが、断崖絶壁のクサリ場を横ばいする箇所があります。
万が一転落すれば命は有りません。
そのあたりをよく説明して自己責任って事を理解してもらった結果アタック組７人、留守番組４人に分かれました。

女性陣4人は全員アタック組です。

こんなカンバンにもビビらないで先に進みます。



切立った岩の上を歩きますがガスっているおかげで下が見えないので恐怖感は半減だったかも。



岩場をガシガシ登ります。



そして山頂直下の断崖絶壁。



ここがクサリ場の横ばいです。



確かに絶壁の上のルートですが、足場がしっかりしているので滅多な事はありませんよ。

そして宝剣岳山頂制覇。



岩の上に立とうとしましたが、同行者に強く止められました。
年寄りの冷や水になりかねないと・・・。

果敢に宝剣岳にアタックしたおじさん、おばさん山ガールの面々。





滑落しなくて良かった～。

そんなおじさん達がワイワイやっている中に爽やかな若者カップルが登ってきました。

シャッターを押して欲しいと頼まれましたが、外野から「岩の上に立って～」とおじさん、おばさん達の声援が・・・。
その気になった爽やかな若者は心配そうにしている彼女を尻目に岩場に登っちゃいました。
（ちょっと腰が引けてたけど）
乗せたこっちもヒヤヒヤでしたよぉ。
万が一落っこちちゃったら変なおじさん達にそそのかされました～なんて言われちゃうからね。

その肝心な写真を自分のカメラで撮ってないんです。
残念。

その爽やかカップルがこちら。



おじさんおばさんたちに思いっきり弄られちゃいましたね。
顔出しOKだというのでモザイク無しでアップ～。
いや～、ホント爽やかなカップルで自分の若い頃を思い出しました。

こんな事をしていたら予定よりも宝剣岳山頂で長い時間を過ごしちゃいました。
4人が待っているので急いで下山しましょう。



でも滑落しないように慎重に。

宝剣岳を下ってきたら少しガスが晴れてきました。

振り返って写真を撮ったらそこにさっきの爽やかカップルが。



手を振ってくれましたよ。
ホント、ノリがいいカップルでした。

宝剣山荘に戻ったら4人が待ちくたびれてました。



山頂で盛り上がってたので往復50分もかかっちゃったからね～。

さて、今回の山行も終盤にきてオヤジ達の体はだいぶ疲れてきていますよ。

中高年の必需品サポーター装着とアンメルツヨコヨコ？。



弱った体にムチ打ちます。

八丁坂はガスっていて千畳敷駅の姿も見えません。



遊歩道まで下ってきたらガスを抜けました。



遊歩道をグルリと回って千畳敷駅に戻りましょう。

千畳敷カールで今回もサルの姿が見られましたよ。



剣ヶ池まで来た頃に少し上の方のガスも晴れました。



朝のような絶景ではないですが、なんとか宝剣岳も見えます。

雲の切れ目から下界の方も見えましたよ。



こんなに赤くなったナナカマドの実もありました。



もう秋ですね～。