2013年05月25日
南ア深南部 黒法師三座目 前黒法師岳
南アルプス深南部には黒法師と付く山が三座あります。
西側から前黒法師山(1782)、黒法師岳(2067)、前黒法師岳(1943)と、似たような名前の山が並んでいます。
前黒法師山へは一昨年、麻布山登山口から登りました。
真ん中の黒法師岳は、標高が一番高く日本三百名山のひとつでもあります。
ここには先日SHCの皆さんと戸中山林道の尾根から取付き、バラ谷の頭経由で登ってきました。
となると、黒法師最後の一座、寸又三山のひとつ前黒法師岳も登りたくなっちゃいますねぇ。
て事で、5月24日(金)平日休みを利用して登ってきました。

寸又三山の中では一番難易度が高いという前黒法師岳です。
皆さんのレコを見ても所要時間にかなり差がありますねぇ。
自分の体力でどのくらいのタイムになるのか予想が付かなかったので、できるだけ早い時間にスタートしようと思い、まだ夜が明けぬ4時に自宅を出発。
=3

寸又峡温泉の無料駐車場に着いたのは6時でした。

平日とあって駐車場はガラガラです。

時間も早いしね。

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西側から前黒法師山(1782)、黒法師岳(2067)、前黒法師岳(1943)と、似たような名前の山が並んでいます。
前黒法師山へは一昨年、麻布山登山口から登りました。
真ん中の黒法師岳は、標高が一番高く日本三百名山のひとつでもあります。
ここには先日SHCの皆さんと戸中山林道の尾根から取付き、バラ谷の頭経由で登ってきました。
となると、黒法師最後の一座、寸又三山のひとつ前黒法師岳も登りたくなっちゃいますねぇ。

て事で、5月24日(金)平日休みを利用して登ってきました。

寸又三山の中では一番難易度が高いという前黒法師岳です。
皆さんのレコを見ても所要時間にかなり差がありますねぇ。

自分の体力でどのくらいのタイムになるのか予想が付かなかったので、できるだけ早い時間にスタートしようと思い、まだ夜が明けぬ4時に自宅を出発。


寸又峡温泉の無料駐車場に着いたのは6時でした。

平日とあって駐車場はガラガラです。

時間も早いしね。

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駐車場のトイレ。

観光案内所の横を通って登山口に向かいます。

大きな釜の案内標識。

温泉街を歩いていきます。

平日でしたが早朝から泊り客の姿がチラホラ見られました。
やっぱ観光地ですねぇ。
夢の吊橋・飛竜橋方面に行きます。

温泉街を過ぎると分岐があります。

右に下って行くと朝日岳登山口方面。
今回は左側の道を行きます。
すぐ先に車止めゲートがあります。

歩行者用の通路。

ここからしばらく舗装路を歩きます。
右下に見えているのは夢の吊橋じゃ無いね。

朝日岳登山口に行く吊橋らしいです。
このあたりには吊橋がたくさん掛かっているみたい。
立派なトイレが。

天子の香和屋(かわや)だそうです。
オシャレな名前のトイレだなあ。
天子のトンネル。

トンネルを抜けてその先の分岐。

右に下っていくと夢の吊橋。
左は飛竜橋。
夢の吊橋は帰りに余力があったらよって行く事にして、登山口がある飛竜橋に直行です。
飛竜橋を渡ります。

こうしてみると普通の橋ですが・・・。
すごい高いところに掛かっている橋です。

橋の上から夢の吊橋が見えますよ。

橋を渡って右に行くと夢の吊橋方面、左が登山口方面です。

登山ポストがありました。

中にノートがあったので入山時間と名前を記入しておきましたよ。
ガレた林道を歩きます。

登山口の標識が。

げっ! ここが登山口!?

崩壊しかけてます。
階段も落石の直撃を受けてひしゃげてますよ。

ロープ場。^^;

急な斜面をジグザグ登っていくと岩がゴロゴロした場所がありました。

そしてさらに登っていくと、明らかに人工的に積まれた石垣があります。

ここが湯山集落跡です。

こんな山の中腹に集落があったなんてびっくりです。
これなんか生活感ありますよね。

SHCの某山女子が入浴した伝説のブツですね。
それにしてもここまでどうやって運んだんだろう。
徐々にジグザグのピッチが長くなってきました。

やがて尾根筋に出ます。

尾根筋を少し登ると湯山林道出合。

休憩小屋があります。
中は綺麗でしたよ。

これなら泊まれるな。
前黒法師岳の登り口は林道を少し下った所にあります。

標識があるのですぐに分かりますよ。
ここから尾根筋を目指して登っていきます。
やがて狭い尾根道に出ます。

尾根からはどーんと寸又三山のひとつ、朝日岳が見えます。

カッコいい山容ですねぇ。
登りたくなっちゃう。
この山はあまり景色が見られないので、数少ない眺望のひとつです。
狭い尾根道から広いなだらかな場所に出ました。

三角点と標識があります。

ここが栗の木の段。

観光案内所の横を通って登山口に向かいます。

大きな釜の案内標識。


温泉街を歩いていきます。

平日でしたが早朝から泊り客の姿がチラホラ見られました。
やっぱ観光地ですねぇ。
夢の吊橋・飛竜橋方面に行きます。

温泉街を過ぎると分岐があります。

右に下って行くと朝日岳登山口方面。
今回は左側の道を行きます。
すぐ先に車止めゲートがあります。

歩行者用の通路。

ここからしばらく舗装路を歩きます。
右下に見えているのは夢の吊橋じゃ無いね。

朝日岳登山口に行く吊橋らしいです。
このあたりには吊橋がたくさん掛かっているみたい。
立派なトイレが。

天子の香和屋(かわや)だそうです。
オシャレな名前のトイレだなあ。
天子のトンネル。

トンネルを抜けてその先の分岐。

右に下っていくと夢の吊橋。
左は飛竜橋。
夢の吊橋は帰りに余力があったらよって行く事にして、登山口がある飛竜橋に直行です。

飛竜橋を渡ります。

こうしてみると普通の橋ですが・・・。
すごい高いところに掛かっている橋です。


橋の上から夢の吊橋が見えますよ。

橋を渡って右に行くと夢の吊橋方面、左が登山口方面です。

登山ポストがありました。

中にノートがあったので入山時間と名前を記入しておきましたよ。
ガレた林道を歩きます。

登山口の標識が。

げっ! ここが登山口!?


崩壊しかけてます。

階段も落石の直撃を受けてひしゃげてますよ。


ロープ場。^^;

急な斜面をジグザグ登っていくと岩がゴロゴロした場所がありました。

そしてさらに登っていくと、明らかに人工的に積まれた石垣があります。

ここが湯山集落跡です。

こんな山の中腹に集落があったなんてびっくりです。
これなんか生活感ありますよね。

SHCの某山女子が入浴した伝説のブツですね。

それにしてもここまでどうやって運んだんだろう。
徐々にジグザグのピッチが長くなってきました。

やがて尾根筋に出ます。

尾根筋を少し登ると湯山林道出合。

休憩小屋があります。
中は綺麗でしたよ。

これなら泊まれるな。
前黒法師岳の登り口は林道を少し下った所にあります。

標識があるのですぐに分かりますよ。
ここから尾根筋を目指して登っていきます。

やがて狭い尾根道に出ます。

尾根からはどーんと寸又三山のひとつ、朝日岳が見えます。

カッコいい山容ですねぇ。
登りたくなっちゃう。
この山はあまり景色が見られないので、数少ない眺望のひとつです。
狭い尾根道から広いなだらかな場所に出ました。

三角点と標識があります。

ここが栗の木の段。
1196.6m三角点です。

三角点タッチ。

ここからしばらくはなだらかな斜面を登ります。

徐々に急になってきた斜面も一段落。

ここはイワカガミの群生地でした。

これがイワカガミ。

群生地というだけあってたくさん咲いてましたよ。

再び現れた急な斜面をグイグイ登った所に白ガレの頭がありました。

この標識の向こう側を覗くとガレた崖があります。

これが白ガレの頭の名前の由来ですね。
ここから少しだけ南側の眺望がありました。

寸又三山のひとつ沢口山かな。
さらに進むと展望所の表示が。

木の根が張った所を登っていくと・・・。
見えました!

同定はできませんが、雪を被った南アルプスの山です。
山頂手前の最後の急登をヒ~ヒ~言いながら登ります。

急登も終わり、なだらかになってきたら山頂近し。

このあたりは折れた小枝に要注意。
足に絡まってコケちゃいました。
ついに山頂です。

黒法師三座目。

こんな標識も。

三角点タッチ。

南側の木が伐採され、わずかに景色が望めます。

こんな感じ。

今日のお昼はカップヌードルノーマル味とコンビニおにぎり
。


久々の山ラーメン美味し。

下山前にポカリスエット補充。

下山します。

急な下りは膝に注意・・・。

それでも下山時は登りの時よりも余裕があるのでこんな可愛い花を発見。

林道の休憩小屋で小休止。

湯山集落跡通過。

登山口まで戻ってきました。

まだ余力があったので夢の吊橋経由で帰ります。
階段を下っていきます。

階段を下りきった所に吊橋が。

昔渡ったときは平気だったんですが、今回はすごく怖かったです。
手すりをしっかり掴んでソロリソロリと渡ります。

年とるとこういうの苦手になるのか・・・。(^^ゞ
それにしても水の色が綺麗ですね。

やっと反対に渡りきりました。

登り返しの階段・・・。

これはきつかった。

振り返ると吊橋が。

ようやく遊歩道に出ました。

最近の山行は必ず長い林道歩きがあるな・・・。

車止めゲートを過ぎて温泉街に入ります。

普通の登山口じゃありえないビール
の自販機が・・・。

飲みて~。
でもこのあと車の運転がありますからね。
駐車場に戻ってきました。

こっちはジュースの自販機。

もちろん下山後はこれですね。

お疲れ様でした
寸又峡駐車場(6:13)→飛竜橋(6:46-6:47)→登山口(6:54)→湯山集落跡(7:10)→林道出合(7:41-7:47)→栗の木の段(8:12-8:18)→白ガレの頭(9:22-9:29)→展望所(9:50-9:54)→前黒法師岳山頂(10:25-11:14)→展望所(11:32)→白ガレの頭(11:47)→栗の木の段(12:27)→尾根展望地(12:29-12:37)→林道出合(12:51-12:54)→湯山集落跡(13:09)→登山口(13:23)→飛竜橋(13:30-13:33)→夢のつり橋(13:42-13:47)→寸又峡駐車場(14:16)
登り所要時間 4:12
登り歩行時間 3:48
下り所要時間 3:02
下り歩行時間 2:43
所要時間 8時間03分
歩行時間 6時間31分
歩行距離 15.6km
標高差 1473m
累積標高 2,149m

三角点タッチ。


ここからしばらくはなだらかな斜面を登ります。

徐々に急になってきた斜面も一段落。


ここはイワカガミの群生地でした。

これがイワカガミ。

群生地というだけあってたくさん咲いてましたよ。

再び現れた急な斜面をグイグイ登った所に白ガレの頭がありました。

この標識の向こう側を覗くとガレた崖があります。

これが白ガレの頭の名前の由来ですね。
ここから少しだけ南側の眺望がありました。

寸又三山のひとつ沢口山かな。
さらに進むと展望所の表示が。

木の根が張った所を登っていくと・・・。
見えました!

同定はできませんが、雪を被った南アルプスの山です。
山頂手前の最後の急登をヒ~ヒ~言いながら登ります。


急登も終わり、なだらかになってきたら山頂近し。

このあたりは折れた小枝に要注意。
足に絡まってコケちゃいました。

ついに山頂です。

黒法師三座目。

こんな標識も。

三角点タッチ。


南側の木が伐採され、わずかに景色が望めます。

こんな感じ。

今日のお昼はカップヌードルノーマル味とコンビニおにぎり



久々の山ラーメン美味し。


下山前にポカリスエット補充。

下山します。


急な下りは膝に注意・・・。

それでも下山時は登りの時よりも余裕があるのでこんな可愛い花を発見。


林道の休憩小屋で小休止。

湯山集落跡通過。

登山口まで戻ってきました。

まだ余力があったので夢の吊橋経由で帰ります。
階段を下っていきます。

階段を下りきった所に吊橋が。

昔渡ったときは平気だったんですが、今回はすごく怖かったです。

手すりをしっかり掴んでソロリソロリと渡ります。


年とるとこういうの苦手になるのか・・・。(^^ゞ
それにしても水の色が綺麗ですね。


やっと反対に渡りきりました。

登り返しの階段・・・。

これはきつかった。


振り返ると吊橋が。

ようやく遊歩道に出ました。

最近の山行は必ず長い林道歩きがあるな・・・。


車止めゲートを過ぎて温泉街に入ります。

普通の登山口じゃありえないビール


飲みて~。

でもこのあと車の運転がありますからね。
駐車場に戻ってきました。

こっちはジュースの自販機。

もちろん下山後はこれですね。

お疲れ様でした
寸又峡駐車場(6:13)→飛竜橋(6:46-6:47)→登山口(6:54)→湯山集落跡(7:10)→林道出合(7:41-7:47)→栗の木の段(8:12-8:18)→白ガレの頭(9:22-9:29)→展望所(9:50-9:54)→前黒法師岳山頂(10:25-11:14)→展望所(11:32)→白ガレの頭(11:47)→栗の木の段(12:27)→尾根展望地(12:29-12:37)→林道出合(12:51-12:54)→湯山集落跡(13:09)→登山口(13:23)→飛竜橋(13:30-13:33)→夢のつり橋(13:42-13:47)→寸又峡駐車場(14:16)
登り所要時間 4:12
登り歩行時間 3:48
下り所要時間 3:02
下り歩行時間 2:43
所要時間 8時間03分
歩行時間 6時間31分
歩行距離 15.6km
標高差 1473m
累積標高 2,149m
Posted by とーと at 20:52│Comments(6)
│前黒法師岳
書き込みありがとうございますm(__)m
おはようございます。
頑張りますね~。
夢の吊り橋行ったことありますよ~。
SLも乗りました!!!
観光ですね。
頑張りますね~。
夢の吊り橋行ったことありますよ~。
SLも乗りました!!!
観光ですね。
Posted by himawari at 2013年05月26日 08:35
お疲れ様です!
この山もきついですよね、、
ヤマレコのグラフの形、、惚れ惚れします(笑
ヒルが出なくて良かったですね、、
この山もきついですよね、、
ヤマレコのグラフの形、、惚れ惚れします(笑
ヒルが出なくて良かったですね、、
Posted by itta at 2013年05月26日 15:36
himawariさん
寸又峡は登山のベースであると同時に観光地なんですよね。
GWや紅葉の時期はとんでもなく混雑するようです。
夢の吊橋渡ったんですね。
怖く無かったですか?(^^ゞ
寸又峡は登山のベースであると同時に観光地なんですよね。
GWや紅葉の時期はとんでもなく混雑するようです。
夢の吊橋渡ったんですね。
怖く無かったですか?(^^ゞ
Posted by とーと
at 2013年05月26日 18:01

ittaさん
想像していたよりもハードでした~。
でも登り返しが無いのは嬉しい。(^_^)
天気が良くて湿度も低めだったのか、ヒルにやられなくて良かったです。
でもそろそろヤバそうだなあ。
想像していたよりもハードでした~。
でも登り返しが無いのは嬉しい。(^_^)
天気が良くて湿度も低めだったのか、ヒルにやられなくて良かったです。
でもそろそろヤバそうだなあ。
Posted by とーと
at 2013年05月26日 18:03

こんばんは。
スゴイ!一気に黒法師三座制覇ですね♪
標高差1473m、ここもなかなかハードですねぇ~。
スゴイ!一気に黒法師三座制覇ですね♪
標高差1473m、ここもなかなかハードですねぇ~。
Posted by nanaboopapa at 2013年05月26日 22:02
nanaboopapaさん
南ア深南部はハードな山ばかりですね。
ここのとろこ膝の調子がいいので助かってます。
ただ心肺能力の老化がネックですね。
ゼーゼーなっちゃいます。
南ア深南部はハードな山ばかりですね。
ここのとろこ膝の調子がいいので助かってます。
ただ心肺能力の老化がネックですね。
ゼーゼーなっちゃいます。
Posted by とーと
at 2013年05月27日 06:17
