キャンプに行かまいか！

6月23日（月）

平日休みの山登りシリーズ。
少し間が空いてしまい、約一カ月ぶりに山に行く事ができました。



先々週の月曜日、長男の突然の胃腸炎による下痢と発熱の為学校を休む事になったので、山行きは中止。
3日間学校を休みましたが、完全に体調が戻る前のその週末ソフトテニスの練習試合があり、その疲れの為か、その翌週の月曜日も再び微熱が・・・。
中体連の地区大会が間近になり、体調不良が長引くとそちらにも影響が出そうなので大事を取って休ませる事にしました。
なのでまたもや山の予定を中止して家にいる事になっちゃったんです。

今週の月曜日は長男の体調も完全復活し、三度目の正直でようやく出撃となりました。

2週間前から行こうと考えていた日本三百名山、南アルプス長野県最南端の熊伏山（1653）です。
日曜日は雨でしたが月曜日は曇り時々晴の予報。
この山域はヒルが出没します。
前日が雨とあってはさらに出現率が高まり、この時期に入山する人はあまりいませんが、２週間も先延ばしになっちゃったのでなんとなく他の山に行く気がしなくて・・・。

天竜川沿いに国道１５２号線を北上し、静岡県と長野県の県境の青崩峠を目指します。
国道１５２号線はこの青崩峠前後が未開通で、長野県に入るには国道を外れて兵越峠を迂回する事になります。
青崩峠へ行くには秋葉街道と呼ばれる古道を歩く必要があります。
この道はいわゆる塩の道で、かつては遠州から信州への重要なルートでした。

傾斜のきつい林道を登っていくと塩の道と書かれた石碑が目に入ります。





この手前に１０台ほど駐車可能なスペースがあるのでここに車を停めて歩きます。




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ここが青崩峠への遊歩道入口。



びっしり敷き詰められた石畳の歩道ですが、雨上がりの為に滑ってとても歩きにくい・・・。



途中、信玄の腰掛岩というのがありました。



戦国時代、武田信玄が遠州攻略のためにこの道を通ったという事で、その際ここで休憩したのでしょうか。
雨で濡れていたので座るのはパス。



石畳がなくなってしばらく登っていくと青崩峠に到着しました。



この向こうは長野県。

この場所も「新・浜松の自然100選」だったんですね。



なんだかんだで自然100選には4～5ヶ所訪れてます。

熊伏山登山口。



ここから北西方向に延びる尾根伝いに登っていきます。



ジメジメした登山道はいかにもヒルが潜んでいそう・・・。
少し歩いたところで靴をチェックしてみると居ました居ました。



５匹ほど張り付いていたので取り除きました。
その後も何度かチェックし、全部で１０匹以上張り付いていたでしょう。

北東方向の山が見えてきました。



あのあたりは南アルプス南部ですから晴れていれば光岳とか見えるのかな？？

青崩峠の名前の由来の場所でしょうか、崩落地を右に見ながらその縁を登っていきます。



その先に少し開けた場所があり、鉄塔が建っていました。



ここが青崩の頭です。



深南部方面の山がチラリと見えましたがやはり雲に覆われています。



ここで少し休憩してから出発です。



トラロープが垂れた急な登りを登っていきます。
曇り空ですが梅雨時で湿度が高く汗だくになっちゃいました。

急な登りが徐々に無くなり、小ピークに到着



ここは前熊伏山。



山頂っていう雰囲気はありませんが・・・。
標識は熊伏山のより立派でした。

雲の中に入って少し涼しくなってくれました。



視界が悪くなりましたが迷うような所は無いので安心です。

ゆるやかに登り下りを繰り返して熊伏山山頂に到着。



一等三角点がある山頂です。



なんか久しぶりの山歩きで疲れました。



東側に南アルプス南部の山々があるんですが・・・。
残念ながら雲の中。



天気が良ければ聖岳とかも見えるらしいのに残念です。

山頂で早めの昼食。

今日はセブンイレブンのシーフードヌードル。



日清のよりも具が大きかったな。
味もまずまず。

デザートはミックスゼリー。



セブンイレブンシリーズです。

そのうち頭上の雲が切れてきました。
山頂には日差しが届くようになりましたが、南アルプスの山は相変わらず雲の中です。



らくがき帖がありました。



他の人の書き込みを見るとやっぱ三百名山制覇狙いで登ってきている人が多いようです。
とーとも記帳しておきました。

１時間近く山頂に滞在し、下山。



よくあるパターンですが、下山し始めたら天気が良くなってきたみたい・・・。

青崩の頭からは深南部の山が見えるようになってました。



ここから再びデンジャラスゾーンへ。

急勾配の下りと、山ビルに要注意です。



青崩峠に戻ってきました。



ここで足元のヒルチェックをして、再び塩の道を歩きます。



下りではさらに滑りやすくて歩きにくい。