秋のお出掛け 2日目 (わずかに)燃える大菩薩嶺
町内の行事が続き忙しい秋ですが、
10月13日(土)、14日(日)の2日間、行事の合間を縫ってお出掛けしてきましたよ。
1日目は
移動日でしたが、2日目の今日はメインイベントの
大菩薩嶺登山です。
1日目レポ、上日川峠キャンプ指定地へ は
こちら。
上日川峠キャンプ指定地で山の
テン場気分でお泊りしました。
深夜駐車場に到着する車の音で何度か目が覚めましたが、明け方近くまではなんとか快適に寝られました。
ところが一番冷え込んだ明け方近くになって寒くて目が覚めちゃいました。
今日のシュラフはかーかが
ナンガオーロラ600DX、けんぴが
ナンガポーリッシュバッグ450DX、だーだが
ナンガポーリッシュバッグ250DX、とーとは
モンベルスーパーストレッチバロウバッグ#3でした。
かーかはフリースジャケットを、子供達はジャージの上着、とーとは半袖Tシャツの上に綿の長袖のシャツを着てました。
いつものようにとーととかーかが両端で寝て、子供達は真ん中で寝ます。
かーかや子供達は全く寒くなく、快適に寝られたようですが、とーとはこのシュラフで
Tシャツ+綿のシャツだけでは寒すぎたようです。
子供達と接する方は良かったんですが、
テントに接する側が思いっきり冷えてました。
外気温は分かりませんが、テント内の温度は7度もあったんだけどな・・・。
外は相当冷え込んだのかな?
やっぱ
ダウンジャケットを着て寝ればよかったあ。
そんな状態でとーとは5時半に起床。
まずは目覚めのコーヒー用にお湯を沸かします。
6時頃にはかーかも起きました。
昨日は8時に寝たにも関わらず子供達はなかなか起きてくれません。
11時間も寝てるよ~。
ようやく目を覚ましたのは出発予定時刻の7時でした・・・。
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最近このパターンが多いので起き抜けの子供達でも食べられるように
朝食はパンです。
昨日コンビニで買ってきた
サンドイッチと
菓子パン。
フレンチトーストメープルはトーストしました。
このトーストはお手軽でよかったな。
朝食を済ませ、急いで支度をしましたが
登山開始は予定よりも45分遅れの
7時45分になってしまいました。
ロッヂ長兵衛の前でいきなり足が止まります。
おいしそうな
リンゴが1個120円で売っていて、試食があったんですよ。
おいしかった~。
試食だけしてリンゴは買いませんでしたが・・・。
さて、ようやく本当の出発です。
福ちゃん荘までは舗装された車道と登山道、どちらからでも行けます。
大半の人が登山道の方を歩いていくので我家もそれに倣いました。
歩き始めてすぐの所に
ヌタ場がありました。
昨夜も
鹿の鳴き声が頻繁に聞こえてましたが、やっぱこのあたりは随分
奥深い山の中なんですね。
建物が見えてきました。
標準コースタイムよりも少し遅れて
福ちゃん荘に到着。
(8:16)
ここには
皇太子様と
雅子様が立ち寄った事があるんですね。
立派な看板が掛かってました。(写真は下山時)
プリンス山荘って名前は付かなかったのかな。
バッジをはじめ、お土産もいっぱい売ってます。
でも子供達お目当てのバッジはもう少し上の山荘で購入します。
今日のルートをチェックする
山ガール。(^^;
30分ほど歩いただけで、すでに疲れた様子のだーだ。
いつもの事ですけどね。
本当は体力有り余ってます。
さあ、
唐松尾根ルートで大菩薩嶺を目指します。
(8:23)
登りが少し急になってきたので後ろから押して登りましょう。(笑)
徐々に高度を上げます。
少しづつ色づいた木が目立つようになって来ましたよ。
そしてついに木の間から
富士山が見えるようになりました。
富士山が見えると元気倍増ですね。
足取りも軽くなりました。
標識もしっかりしていて安心して歩けます。
少しなだらかになりました。
色づき始めた木々に囲まれた登山道は気持ちよかったです。
徐々に
絶景が見られるようになって来ましたよ。
けんぴが一言。
「富士山が空に浮いている」
なるほど、言われてみるとそうだね。
最後のガレた急登を登り切ると・・・。
やった~!
稜線に出ました。
(9:42)
写ってないけどすぐ横に雷岩が有ります。
富士山から
南アルプスの北の端まで見渡せる
絶景ですね~。
頑張って登ってきた甲斐がある景色です。
眺望は無いという事ですが、
大菩薩嶺山頂まで行ってみましょう。
(9:49)
山頂手前辺りの紅葉が一番燃えていたかな?
事前の情報通り、眺望も無くてあまりテンションが上がらない山頂です。
(9:56)
三角点タッチ。
山頂には何も無いので写真だけ撮ったらすぐに雷岩まで戻ります。
(10:00)
これが
雷岩。
(10:08)
神成岩が転じて雷岩となったらしいですよ。
なんとかっていう神様がここに降り立ったっていう言い伝えがあるって
TVでやってました。
大菩薩峠に下ります。
(10:11)
ここからの
稜線歩きがこの山のハイライトですね。
常に右側に富士山と大菩薩湖を見て歩きます。
標高2,000メートル地点。
南アルプスの山々がクッキリ見えてます。
けんぴの頭の上が多分
北岳。
そして
富士山。
このショットは
年賀状の写真に決定だな。(笑)
ちょっと風が強かったですが、気持ちのいい稜線歩きです。
笹薮の中を行く兄弟。
ちょっとガレた場所もあります。
賽ノ河原までやってきました。
(10:37)
かつてはここが大菩薩峠だったようですが、
遭難が相次いだため今の場所に大菩薩峠に代わったらしいです。
賽ノ河原には
避難小屋が有ります。
やっぱそれだけ遭難が多い場所っていう事でしょうか。
賽ノ河原を過ぎると少し登りになります。
そのピークが
親不知ノ頭ですが、ここはスルー。
やがて
大菩薩峠が見えてきました。
ガレた斜面を下ります。
小説「大菩薩峠」の作者、
中里介山の記念碑の前を通過。
「大菩薩峠」読んでみようかな。
大菩薩峠到着。
(10:53)
気持ちのいい稜線歩きでした。
介山荘でお土産をいっぱい売ってます。
ここでバッジを購入。
種類が多くて悩みましたよ。
子供達は
No.9と
No.10を選択。
峠の標識の下で休憩です。
今日のおやつは我家の定番、
フルーツ缶詰。
そして
蒟蒻畑。
最近のとーとの山行はおやつで
カロリーオーバーになっているようなので、低カロリーな蒟蒻畑をチョイスしてみました。
介山荘横の
無料トイレです。
息を止めて入りました・・・。(;^_^A
トイレと介山荘の間が
下山道です。
(11:23)
歩いてきた稜線を右上に見ながら下っていきます。
こちらのルートは
ジムニーなら登ってこられそうな道でしたよ。
稜線と違って風が無く、暑くなってきました。
営業していませんが
富士見山荘です。
(11:48)
名前の通りこの場所から
富士山が綺麗に見えましたよ。
福ちゃん荘に到着。
(11:57)
福ちゃん荘のマスコット、
フクタロウです。
これはクマかな?
お土産をチェックするも、ここでは何も買いませんでした。
福ちゃん荘の
お風呂。
こんな山の中でお風呂に入れるなんていいですね。
キャンプ場利用者も入れるのかな?
さあ、ここから
上日川峠までとーとは走って下山しますよ。
一足先に戻って
お昼ごはんの仕度をするためです。
上日川峠まで戻ってきました。
ロッヂ長兵衛前にこんな誘惑も有りましたが、車の運転があるので・・・。
車にザックを降ろしたら、テン場で
食事の仕度です。
ソバを茹でてます。
レトルトじゃないですよ~。(^_^)v
その頃かーかや子供達も下山してきました。
今日の山行はラクチンだったので元気いっぱいです。
ソバ完成。
喰らいつく小僧達。
やっぱ
カップ麺より美味しいからね。
撤収完了して帰途に着きました。=3
でもこの後はちょっと
寄り道します。
急いで下山して食事の仕度をしてたのはこの為ですよ。
向かった先はここ。
桔梗屋の工場見学です。
本当は信玄餅の
詰め放題をやりたかったんですが、これは朝早く来なければあっという間に整理券が無くなってしまうそうです。
なので今日は
アウトレット品を購入。
賞味期限が迫っている格安信玄餅、半額以下の品です。
信玄餅ソフトっていうのも食べてみましたよ。
高いので2つを4人で分けましたが。
美味しかった~。
その後、3時からの
工場見学に参加。
工場内は
撮影禁止なので写真はありませんが、信玄餅を包装している工程でのパートのおばちゃんの多さにビックリ。
4つのレーンに8人づつ、計32人の
おばちゃん達が信玄餅を個装してました。
1個あたり6秒で梱包してるそうですよ。
人件費がかかっているので高いんだろうな・・・。
定価が1個160円もするのも納得。
この工程を機械化できればかなりコストダウンになりそう。
そんな機械を発明したら桔梗屋に高く買ってもらえそうだ。
なんて事を考えながら見学してました。
工場見学をするとお土産に信玄餅を貰えるのかな?って思ってましたが当て外れでした・・・。
うなぎパイファクトリーと違って何も貰えません。
なので有料(4個300円)で
包装体験をやりました。
工場見学をしたときにおばちゃんたちがやっていたあれです。
特製の4個入りパックの出来上がり。
お土産を貰えなくてガッカリしていた子供達もこれで満足して帰路に着きました。
上日川峠キャンプ指定地(7:45)→福ちゃん荘(8:16-8:23)→雷岩(9:42-9:49)→大菩薩嶺(9:56-10:00)→雷岩(10:08-10:11)→賽の河原(10:37-10:39)→大菩薩峠(10:53-11:23)→富士見山荘跡(11:48-11:50)→福ちゃん荘(11:57-12:02)→上日川峠キャンプ指定地(12:13)
所要時間 4時間28分
歩行時間 3時間28分
登り歩行時間 1時間57分
下り歩行時間 1時間31分
歩行距離 7.8km
標高差 470m
累積標高 503m
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