チタンクッカー用アルミバーナーパット自作
先日やったチタンシェラカップでの
炊飯実験では
不味いご飯と見事な
焦げ跡を作ってしまいました。
やはり熱伝導率の低い
チタンという材質が悪さをしていますね。
ちなみに
熱伝導率(単位W/m.K)は
チタン : 22
鉄 : 99
アルミニウム : 241
銅 : 420
です。
熱伝導率の低いチタン製クッカーは熱が広がらずに、火が当っている所だけが熱くなるので焦げ付いちゃうんですね。
細かい網目の
バーナーパットを使うと熱が集中しないのでチタンでも上手く炊けるらしいです。
バーナーパットはユニフレームの
ミニロースターのを持っているので、その丸いパットを使えば丁度いいんですがサイズがやや大きめで
スタッキングしにくいんですよ。
なのでスタッキングにピッタリサイズのバーナーパットを作っちゃいましょう。
ホームセンターで1mm厚の
アルミ板を買ってきました。
熱伝導率から言えば
銅を使うのが良いんですが、良いサイズの銅板が売ってなかったので・・・。
それにアルミよりも銅は高いんです。
アルミ板も丁度良さそうなサイズが無くて必要以上に大きめのを購入。
598円也。
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トレック1400の底にピッタリ収まるように
直径115mmの円を書きました。
その線に沿って
ドリルで穴を明けます。
次に鉄板カット用の刃をつけた
サンダーで切り落とします。
このままじゃ周りがギザギザなので
サンダーと
ペーパー、
ケンマロンで丸く仕上げます。
これで周りが
綺麗になりましたよ。
これで切り出し
完了。
でもこれで
完成では無いんですよ。
銅よりも熱伝導率が低いアルミを使ったので、部分的に直接
炎が当るように小さな穴を明けてやります。
穴あけ位置にポンチを打って、ドリルで穴を明けました。
柔らかい材料なので裏側は
バリだらけ~。
面取りカッターとサンドペーパーなどで綺麗に仕上げます。
このバリの処理が一番大変でした~。
アルミ製バーナーパットの
完成。
ツルツルに仕上がりました。
重量は25gと軽量です。
トレック1400の底にピッタリ収まるので邪魔になりません。
エスビットポケットストーブや
ギガパワーストーブ地で使うと小さいクッカーが安定してくれそうですね。
これを使ったチタンシェラカップでの
炊飯実験はそのうちに・・・。
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