山ご飯は無洗米で
バックパックキャンプでの食材は出来るだけ軽量コンパクトにしたいです。
そうするとどうしても値段の高い
ドライフーズになっちゃいますよね。
お米も
アルファ米になってしまいますが、これが高いんです~。
お茶碗1膳分が200円以上しちゃいますからねぇ。
五目ご飯など、味が付いたものだとさらに高いですから・・・。
何とか山ご飯の
コストダウンを図りたいですね。
真っ先に思いついたのがこれ、
無洗米です。
アルファ米よりも重量は重くなってしまいますが普通のお米よりもちょっと高い程度で購入できますからね。
水加減は普通のお米と違ってちょっと多目にしなければならないらしいです・・・。
特に高い標高での無洗米の炊飯にはちょっと
コツがあるみたいですねぇ。
米1合に対して水230ccが適量のようです。
重量にして1.45倍、容積にして1.27倍程度でしょうか・・・。
但し高山では気圧が低くて沸騰温度が低いので、さらに水を多めにする必要があります。
お米の方に水分が行く前にどんどん
蒸発してしまうっていう事ですね。
富士山頂で炊飯実験をしたとう人は1.5倍の水で炊いたら美味しく炊けたようですが・・・。
高度によってどのくらいの水加減にするのかは、学習するしかなさそうです。
今回は雷鳥沢野営場、標高が2,276mですから
250ccの水で炊いてみました。
容積にすると1.38倍ですね。
無洗米ですから水を入れるだけで炊けるのですが、やっぱり水につけておく時間は重要なようです。
冬場で1時間、
夏場で30分程度とありますが、気温の低い高山では1時間は浸けておきたいですね。
でないと芯のあるご飯になっちゃいそうです。
いつもの様に沸騰するまでは強火です。
沸騰したら弱火にしますが、高山では出来るだけ弱火にして水分の
蒸発時間を長引かせるのがコツのようです。
蒸気の状態と臭いで、焦げ付く寸前に火から下ろして蒸らします。
蒸らし時間は通常と同じ15分程度にしました。
何とか美味しそうに炊けましたよ。(炊き上がりの写真無し)
雷鳥沢では4回炊飯しましたが、水加減と火加減はバッチリでした。
ただ、やっぱり水に浸けておく時間が短かった場合にはちょっと
芯があるご飯になっちゃいました。
やっぱ
吸水時間は重要なようです。
そして山での炊飯で助かった事は、使用したクッカーが
ソロセット焚だった事です。
テフロン加工(スミフロン)なのでご飯粒がクッカーにへばりつく事が無く、後片付けがとても楽でした。
オートキャンプの時にはあまり感じなかったんですが、山では大変助かりましたよ。
ただ、最大で
1.5合までしか炊けないので、
大飯食らいの家族にはちょっと小さいかな?
スノーピーク(snow peak) ソロセット 焚
1合程度の炊飯ならこれが使いやすいですよ。
尾西食品 アルファ米・角袋2食分 白飯
値段が高い分、保存性、携行性には優れています。
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